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海外移住する前に準備すべきこと、知っておくべきこと

海外で働きはじめた私の理由とは?海外に来る前はどんな生活?

正直に言うと海外で生活し始めたきっかけ、理由とは日本から逃げたいということだったかもしれません。
日本が嫌になったとか、日本の将来に不安を感じてとか、自分の器は日本におさまらない、、、なんて大きな理由ではありません。
日本のせいで、、、という大きなものではなく単純に自分の将来がにっちもさっちも行かなく感じてしまったからです。
初めて海外で生活し始めたのは、ドイツでした。それまでは勿論海外旅行はしたことはありましたが、せいぜい長くて1週間でした。
しかもヨーロッパはそれまで一度も行ったことがありませんでした。
長期間海外で暮らしていけるのだろうか?言葉とかどうするんだろう?住むところとかどうするんだろう。
そんな不安よりも若干、頭の中がお花畑だった私は、ワクワク感のほうが上回っていました。
それまでの日本での仕事は自営業が大半を占めていましたが、
自営業のほうは上手くいかず、自分のビジネスをたたんで、借金を返すためアルバイト三昧の日々。
これでは駄目だともう一度就職しようと就職活動をするも、年齢がアラサーの私には声がかかるわけも無いです。
なのでアルバイトや派遣の仕事を見つける生活を続けます。海外に出る直前まで転々と職を変えフリーター生活をしていました。
20代前半に思い描いていた人生とはかけ離れた生活に嫌気が差し、海外生活というのに憧れに目が向かって行ったと思います。
今思えば、憧れというよりも逃げに近いでしょう。
次の仕事先を探していた時、海外の求人があるのをネット上で見つけたので、ダメ元で応募していました。
なにせビジネス英語もできるわけでなく、立派な職歴があるわけでもありませんでした。自信なんてありません。
そんな時ドイツの日本食レストランから声がかかり、海外に出る(逃げる?)私の決意の後押しをしてくれたのです。
これから将来どうなるかわかりませんが、
今振り返ってみると逃げるという後ろめたい選択肢も良かったかなと思えるようになって来ました。

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海外移住する前に準備すべきこと、知っておくべきこと

海外での仕事は楽じゃないけど楽しいです。

海外での仕事。はじめはもちろん私は新人。ですが、数ヶ月も経つとどんどん後輩ができてきます。
というのも職場の同僚がどんどんやめて帰国してしまいます。
いろんな理由があると思いますが、海外の生活に憧れを抱いていた人が想像に
ギャップを感じて帰国する人が多いのかなあと思います。
私もはじめはそうだったかも。 現地採用コースで海外で働き始める人は覚悟してください。
海外で仕事して働くのは楽じゃありません。
最近は日系のいろんな業種の会社が海外に進出して、日本人ばかりの職場も多いので、
言葉の壁にぶつかったり、日本語が恋しくなる環境も少ないかもしれません。
海外に長く住んでいる日本人、強いです。いろんな意味で。
自己主張をはっきりしないと生きていけないし、気が強くないと日々やっていけません。
そんな日本人とコミュニケーションをとらなければならない海外生活の経験が無い日本人ははじめ戸惑ってしまうかも、と思います。
さらに現地の人ばかりの職場にいったら、それこそ自分が自己主張のはっきりとした人間に生まれ変わらなければなりません。
言葉の壁もあります。なので海外での仕事は楽だという考えは捨てたほうがいいです。
怖いことばかり書いてきましたが、その代わり楽しいです。
日本の職場のように、上司に敬語らしい敬語を使う必要も無いですし、上司に言いたいことは言います。
(海外といってもいろんな国があるので、一概にいえないです。)
堅苦しい雰囲気ではないので、そんなに気を遣う必要はないです。
日本とは違う慣習、文化を発見できる毎日は楽しいですし、
精神的に鍛えられた日々は人生の大きな財産になると思います。

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日本人が海外で就労できる条件とは?就労ビザについて

日本人がヨーロッパのEU加盟国で働きたい場合の滞在許可には、一定の条件がある様です。
それは日本人でなければ出来ない仕事に限るということです。
初めてヨーロッパで働く人はこの条件を満たさないと滞在許可が下りません。
なので入国して1年目から、ドイツのビール屋で働きたい、フランスのワインショップで働きたいといっても無理です。
何か日本人でなければダメな理由を挙げなければなりません。
だいたい5年くらいすると自由に職種を選べる滞在許可に変更できるのですが、
ここでは初めてヨーロッパで働く人に関して話したいと思います。
要は自分らの国の人の雇用機会を脅かしてまで外国人を滞在させる訳にはいかないと言うことです。
他の記事でも書きましたが、その国にとって何かメリットが無いと滞在させてもらえません。
そこで日本人で無ければならない仕事というと既に進出している日系企業に就職すること、
日本食レストランの調理師や日本人相手の美容師など。日本食レストランの接客業もそうですね。
なぜかというと日本人調理師とのコミュニケーションでやはり日本人が必要だからという考えのようです。
労働のための滞在許可でおりやすいのは、このような職種でしょうか。
ところで就労ビザとか言われますが、正確にはビザという言葉に関しては使い方が違う様です。
ビザとはその国に入国するための許可のことです。なのでビザと長期滞在許可とは違います。
就労ビザとは、現在ほとんどの外国では日本人に当てはまらない言葉なのではないでしょうか?
なぜかというと、例えば外国人が日本で働きたいといった場合、
日本に入国するためのビザを自分の国の日本大使館に往復して取って初めて日本に入国できるのです。
入国するまでがすごい大変なんです。日本人以外は。
日本人だとほとんどの国でビザが免除されているので日本のパスポートを見せるだけで入国できてしまいます。
コレがどんなにすごいことか、海外で住み始めてやっとわかりました。
日本のパスポートに関しても他の記事で話したいと思います。
日本人がヨーロッパで働きたいと時も、観光で入国してそのまま長期滞在の申請の手続きをすることが出来ます。
ドイツで中国人の知り合いがいたのですが、日本人の手続きの簡略さに羨ましがられました。
他の記事で観光ビザについて話したいと思います。