カテゴリー
海外生活 日々の生活方法

ポーランドで中古マンション、不動産を住宅ローンで不動産業者を利用して買うまでの流れ、手順

ポーランドで住宅を購入したときの体験談、購入までの流れを紹介します。
私の場合は、結論から言うと、中古のマンションを不動産業者を通して探してもらい、
銀行から住宅ローンを借りて、購入しました。
その際の大まかな流れを先に説明します。

不動産業者に頼み住宅を紹介してもらう
住宅のめどが決まったら、銀行に相談。
住宅のオーナーと購入前の仮契約書を交わす。
住宅ローンの申し込みをする。このとき、正確な住所が決まっていないと審査が始まらないので、具体的な住宅を決定という前提です。(住宅ローンを借りる方法はコチラのページで)
住宅ローンの審査がおりたら契約書をメールで送ってきます。
契約書にサイン。私はポーランドでは外国人なので、外国でローンを借りていないことという念書を書きました。
その住宅ローンの契約書を公証人に見せて、本契約書を作成してもらいます。公証役場で公証人の下、不動産登記簿を作成。
公証人に不動産購入の際の税金、公証人の手数料や他、税金を支払う
登記簿を銀行に提示して、住宅ローンを支払うよう手続きをしてもらう。

中古マンションを買う手順をもう少し詳しく説明します

以前の体験談を思い出してそれぞれの段階の詳細を説明していきますね。
1、 不動産に頼む場合、まず契約書を交わします。紹介してもらった物件は、複数の不動産業者が紹介している場合が多々あるので、不動産業者としては、紹介したんだから自分のところに手数料を払ってもらわないといけません。Aという不動産業者に物件を紹介してもらったのにもかかわらず、Bという不動産業者が手数料が安いからといってBと仕事を進めていかないよう防ぐためです。この契約書で購入価格の何%を手数料として払うと取り決めをします。不動産の種類や閲覧して気づいたことなどコチラのページで紹介しています。
2、 めぼしの住宅が決まったら銀行と前もって相談しておいたほうがいいと思います。その際、自分の滞在許可のステータス(永久滞在か短期滞在かどうか)と、収入を述べ、どのくらいのローンが下りるか、聞いて住宅購入の目安にしたほうがいいですね。毎月いくらの支払いかシュミレーションをしてくれます。ただ、銀行もいきなり貸してくれるわけではないと思います。
実は、ちょこちょこ銀行からお金を借りて、ちゃんと返すことの繰り返しを行っていました。銀行に相談に行ったとき、返済履歴はすごく良いといわれました。なので、いきなり住宅を買うのは、日本でもどこでも同じで、何年も前から計画して行動しておかないといけないと思います。また永久滞在許可証を得るには、ポーランド人の配偶者でも3年待たないといけませんので、やはりそのくらいの時間が必要です。ところで、私は直接、銀行に相談に行きましたが、doradztwo finansoweというコンサルタントに相談するという方法もあります。このコンサルトが銀行との間に入ってくれ、ローンの相談をしてくれます。私は利用しなかったので、それ以上の詳しいサービス内容のことはわかりません。
3、 Umowa przedwstępna sprzedaży というのが仮契約書です。公証役場で作成する本契約書のほぼ同じ内容です。ただし前金はいくらとか、いつまでに払う、いつまでに退出しなければならないなど書かれていて、サインをすると有効ですので、内容には気をつけないといけません。お互いに合意された仮契約書にサインすると、オーナーは購入者を応募する一切の広告を停止しなければなりません。
4、 住宅ローンの申し込みには、Umowa przedwstępna sprzedaży を見せたほうが銀行担当者に見せたほうが良いでしょう。詳しくはコチラのページで書いています。
5、 審査の結果は3週間くらいかかりました。
6、 銀行で契約書にサインをします。このときは身分証明書を持っていきました。
7、 公証人は、誰が手配してもよかったのですが、住居のオーナーが公証人を知っていたので、その人に頼みました。公証人にUmowa przedwstępna sprzedażyや住宅ローンの契約書を提出して契約書を作成してもらいます。
8、 新築の不動産をデベロッパーから購入する場合は、税金がかかりませんが、中古の不動産を購入する場合、PCCという税金がかかります。これは不動産購入価格の2%です。他の税金と公証人の手数料を合わせて公証人に支払いました。税金は自分でも払うことができるそうですが、面倒なので、公証人に税金を一括ではらってくれるよう頼みました。その支払い代行費用は200PLNだったと思います。
9、 最後、銀行ローンを住宅のオーナーに支払うよう手続きをします。住宅ローンは銀行から直接、住宅の販売者に支払われます。住宅ローンを他の目的で利用されないためですね。
ここに書きました税金は、私が購入した時点での税法によるものです。お読みになっている時点で税法が改正されている場合もありますので、再度確認してみて下さい。

カテゴリー
海外生活とお金

ポーランドで中古マンションを購入したい時、住宅ローンを借りる方法

ポーランドで住宅ローンを申請し借りたときの方法、手順を紹介します。住宅ローンは不動産購入価格の全額を借りれません。90%までです。10%は自分の口座に残した状態で、ローン審査が開始されます。

まずは、口座がある銀行へ行きます。私は、勿論お金持ちではないので、抵当権付住宅ローンで申し込みました。購入す予定の不動産を借金の担保にして借りるローンです。どのくらいの金額を借りたいか、いつごろ購入をめどにしているか、何年ローンにするか、一時的な失業などでローンを払えなくなったとき賄える保険がパックになっているローンにするか、など話します。毎月いくら払うかどうかシュミレーションを見せてくれます。
不動産の目処がついてから、申請書(oświadczenie)に必要事項を記入、申請します。申請には購入希望の正確な不動産の住所が必要です。いつも銀行に行くときは、パスポートやIDカード(私の場合は滞在許可証)を持っていきました。
その際、収入証明書(zaświadczenia o zarobkach )を提出します。その際、配偶者も保証人としてサインが必要といわれましたので、その際に必要な書類(wniosek wraz z załącznikami)を提出します。
提出後、3週間だったでしょうか。ローン申請が通ったので、契約書のドラフトがメールで送られてきました。
アポイントの日を決めて銀行にいき、契約書にサインをします。
このとき、同時並行で、購入したい住宅のオーナーとumowa przedwstępna sprzedaży という仮契約書を交わすなど、不動産の契約の話を進めています。その仮契約書を結んだ後、公証人による本契約書を作成します。その公証人には、銀行で交わした契約書を提示しなければなりません。なので、銀行で契約書を交わした後、公証人のところへ行く手順となります。
不動産の売買契約書を銀行に持っていって、住宅ローンを払ってくれるよう手続きを開始します。住宅ローンは直接、住宅のオーナーの口座へ支払われます。ローンを借りる人が、出来心で、使い込んで、トラブルを防ぐため、住宅ローン以外の目的で利用することを防ぐためです。

これで、オーナーに口座に入金されたか確認してもらい、鍵の受け渡しのアポイントをとります。

カテゴリー
海外移住と英語、語学について

語学の上達方法は繰り返しドラマや映画を見ること

外国語会話を身につけたければ、ドラマや映画を観る事は上達の近道と思います。
好きなドラマや映画なら何度でも繰り返して観ることができますし、
聞いているうちにひとつの単語を聞き取れ、ひとつの単語が聞き取れたら、
二つ目の単語が聞き取れ、その会話で何を言おうとしているのか自然にわかるようになってきます。
会話はキャッチボール。これは英語もドイツ語も他の外国語も日本語も同じですよね。
相手がこう言ったら自分はこう言い返す。その国で使っている言語で言い回しや切り替えし方は決まっていると思います。
それを真似していく作業が外国語会話の上達の道かなあと。私が一番いいと思うのは他人の会話を聞くことです。
Aという人が○○と言ったら、Bの人が××と言い返した。このシーンを覚えて、ある時○○と言われたら、××と言い返せばいいのです。
ここで○○と言われた時、日本語で頭の中で考えて自分で文を作って言い返すと、凄い時間がかかりますし、
その国の言語で使われていない言い回し、文章だったりするので、相手ははてな?と思われてしまいます。
初めのうちは会話のフレーズ、それに対応する答えのフレーズを覚えて真似していけば良いと思います。
慣れてきたら違う言い回しを考えてみたり。けど他人の会話を聞いて、今のところわからなかったからもう一度言ってみて、
なんて赤の他人にいえないですよね。
例え友達の会話でも。そこでやっぱり繰り返し見ることができるドラマや映画が良い教材となってきます。
文章を読む場合は辞書を引けば情報が引き出せますが、会話の場合はやっぱり、スピード感が要求されます。
なのでスポーツと同じ感覚で反復練習の積み重ねですね。
そこで英会話や外国語の会話を習う時、リスニングは大事だなあと思います。
会話は聞くことから始まります。日本語と他の言語は発音が違うのは言うまでもないですが、
普通に私たちが使っているあいうえおの発音で英語や外国語を発音しようとしても相手にとってわかりづらい時があります。
なので初めが肝心だと思います。じっくり聞いて正しい発音を耳に残した方が後々生きてきます。
自分で考えた発音や日本語のカタカナを頭に思い浮かべて発音すると後で修正が効かなくなってきます。
とある外国語会話学校では、一年間くらい自分で外国語を話してはダメだという方針のところがあります。
まず始めは徹底的にリスニング、聞くことから始まるようです。私も自分の経験からその通りだなあと思います。
私も始めは聞くことに徹底しました。 語学書でよくみる英文にカタカナがふられているケース。
あれは日本人の英会話を苦手にしている原因かなあと思います。
カタカナの発音で英語を発音するのは無理が生じてくると思います。
これもよくある意見でLとRの違いです。という私も未だに正確に把握できないですし、
発音も1単語ならよく気をつけていると、なんとか出来ますが、長い文になると、ごちゃごちゃになっている、と指摘されます。
LもRも全部ラ行に聞こえてしまう。でも諦めずにリスニング、聞くことは大事だということを頭に入れて私自身も語学を続けていきます。