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海外生活とお金

ポーランドで中古マンションを購入したい時、住宅ローンを借りる方法

ポーランドで住宅ローンを申請し借りたときの方法、手順を紹介します。住宅ローンは不動産購入価格の全額を借りれません。90%までです。10%は自分の口座に残した状態で、ローン審査が開始されます。

まずは、口座がある銀行へ行きます。私は、勿論お金持ちではないので、抵当権付住宅ローンで申し込みました。購入す予定の不動産を借金の担保にして借りるローンです。どのくらいの金額を借りたいか、いつごろ購入をめどにしているか、何年ローンにするか、一時的な失業などでローンを払えなくなったとき賄える保険がパックになっているローンにするか、など話します。毎月いくら払うかどうかシュミレーションを見せてくれます。
不動産の目処がついてから、申請書(oświadczenie)に必要事項を記入、申請します。申請には購入希望の正確な不動産の住所が必要です。いつも銀行に行くときは、パスポートやIDカード(私の場合は滞在許可証)を持っていきました。
その際、収入証明書(zaświadczenia o zarobkach )を提出します。その際、配偶者も保証人としてサインが必要といわれましたので、その際に必要な書類(wniosek wraz z załącznikami)を提出します。
提出後、3週間だったでしょうか。ローン申請が通ったので、契約書のドラフトがメールで送られてきました。
アポイントの日を決めて銀行にいき、契約書にサインをします。
このとき、同時並行で、購入したい住宅のオーナーとumowa przedwstępna sprzedaży という仮契約書を交わすなど、不動産の契約の話を進めています。その仮契約書を結んだ後、公証人による本契約書を作成します。その公証人には、銀行で交わした契約書を提示しなければなりません。なので、銀行で契約書を交わした後、公証人のところへ行く手順となります。
不動産の売買契約書を銀行に持っていって、住宅ローンを払ってくれるよう手続きを開始します。住宅ローンは直接、住宅のオーナーの口座へ支払われます。ローンを借りる人が、出来心で、使い込んで、トラブルを防ぐため、住宅ローン以外の目的で利用することを防ぐためです。

これで、オーナーに口座に入金されたか確認してもらい、鍵の受け渡しのアポイントをとります。

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海外カルチャーと日本文化の違い

海外の年末、新年の過ごし方。街中が花火で騒がしい。

初めて海外で年を越した時、私が日本で過ごしてきた正月と違うなあと感じました。
日本にいたときは、年末は人ごみの中に行くのが好きでなかったので、
家で静かに過ごしていたので余計にそう思ったかもしれません。
日本と海外の年末の過ごし方の違いは、賑やかなことです。どんな賑やかさかと言うと、街中、ロケット花火が撃ちあがります。
新年明けると同時にです。四方八方ロケット花火、打ち上げ花火です。
みんなでいっせいに花火を打ち上げるので、めちゃくちゃ騒がしいです。
初めての海外での年末はドイツだったので、ドイツだけがそうなのかなあと思っていたら、次に移り住んだポーランドもそうでした。
初めて見る光景にちょっとしたカルチャーショックでした。
そういえば以前ニュースで見ていたのを思い出しましたが、新年のお祝いにに爆竹を使っていた国がありましたね。
海外はみんな騒がしく祝うのでしょうか?この頃になると、スーパーに大量の花火が並びます。今の売れ筋商品が花火です。
まあ初めてみた時は、新鮮でなんか楽しかったです。こういう新年の迎え方もあるのかと思いました。
けど次の日、花火の残骸が街中に落っこちております。掃除する人も大変だろうなあ。
新年はどこもお休みですが、2日目からほとんどのお店の営業が始まります。
なので、買いだめしておかなくても良いのが便利です。なんか海外の新年というといつもより騒がしい土曜日のような感じです。
ただ何回か海外の新年を経験するとだんだんもう十分という気分になってきます。
やっぱり年末、お正月は静かに過ごしたい。
私の小さい頃の記憶ですが、大晦日の夜は近所の神社にお参りに行って紅白歌合戦を見て、年越しそばを食べて、お雑煮食べて、
静かに年をまたいだのを記憶しています。
毎年、田舎の祖父母のうちに行っていたので、なおさらですが、周りに人は歩いていません。
除夜の鐘と供に静かに年を明けるのが日本の正月の良さですよね。
長く住んでいると、家の犬は興奮して吠えるし、騒がしいのもちょっとうんざりしてきました。
日本の静かな年明けが恋しいです。 また日本と違うのは、正月はほとんどのお店はお休みですが、2日目から開店しています。
大晦日は土曜日みたいな感覚なのでしょうか?生活する点では便利ですね。買いだめしておかなくてもいいですし。
ただ1月1日はロケット花火のおびただしい残骸がいたるところに残っている光景を目にします。
これを掃除する作業員も大変だろうなあ。基本的には12月31日は打ち上げ花火をしても良いですが、他の日は騒がしいので禁止されています。

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海外カルチャーと日本文化の違い

海外のバレンタインデーのプレゼント ポーランドの場合

2月14日はバレンタインデーとして毎年恒例の行事になっていますね。
私はモテない学生時代を過ごしたのでいつもと変わらない日で一日が終わりました。
キリスト教のカトリック宗派の慣わしでそれぞれの日に名前がつけられているのですが、
2月14日はバレンタインという名前の日です。このバレンタインは古代ローマ帝国の迫害で殉教したで伝説の人物です。
日本だと女性が男性にチョコレートなどを挙げる習慣ですが、
海外、例えばポーランドでは男のほうからプレゼントを渡します。
なのでこの時期になると店頭に薔薇の花や、薔薇のマークが描かれたチョコレートが並びます。
男からとか女性からとか関係なく恋人同士でプレゼントをあげる人もいるようですね。
なんか日本では違った形でバレンタインが取り入れられて、日本流に進化を遂げているように思えます。
進化してきた理由は商業的理由の面も否めないですね。
ただ日本だけでなくポーランドでもバレンタインデーをビジネスに利用されていると揶揄する人もいます。
まあなんか記念日があると誰かが目をつけてビジネスにしようとたくらむのは世界中どこでも一緒なんでしょうか。