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海外移住 手続き

海外の年金機構から年金基金の開始の通知 ポーランドの場合

ポーランドで働き始めると、年金基金の開始のお知らせが来ます。
ポーランドで会社に勤めるとどの会社も雇用者の年金を代わりに払うので、
会社で働いている限りは年金を納めていることになっています。
働き始めるとZUSという社会保険を扱う機関から通知が来ます。
○○の金融機関で年金を取り扱いますという内容です。
その後、ZUSの通知で書かれたその金融機関から手紙が来て自分の死後、誰に年金を払うだとか、
住所や電話番号を記入する申込書が同封されているので記入して送ります。
決められた金融機関が嫌だったら違う金融機関にすることも出来ます。
金融機関にはING, Allianz,Nordeaなどの金融機関があるようです。

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ポーランドに移住手続きでもらう個人番号PESEL税金番号NIP

ポーランドで滞在許可証の申請を行った時、市役所からPESEL(ペーセル)という番号を貰いました。
これは個人に与えられるID番号です。
この番号は、ポーランドで生活するうえで、よく記入する場面があります。
銀行でお金を借りるときも、行員にこの番号を聞かれて、
今どのような状況か調べられますし、
役所に行ってこの番号を言うと、以前の職歴を職員が把握することができます。
コンピューターで個人の情報のデータベースとして管理されていて、
いつでも見ることができるというしくみです。
日本だとまだ個人番号に対して抵抗が有りそうですね。
私もこれが悪用されたらどうするんだろうと不安に思いました。
このPESELは滞在許可証カードやIDカードに書かれています。
税金に関する個人番号もあります。NIPというものです。
他に法人の個別の番号REGONというものがあります。
ドイツでもこういう番号がありましたが、
ヨーロッパでは個人や法人を番号で管理して、
すぐにここの状況を把握できるようにしているんですね。

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ポーランドで期限付き滞在許可証の申請 ポーランド人の配偶者がいるケース

日本人がポーランドで3ヶ月以上滞在する場合、滞在許可証を申請しなければなりません。
初めて申請するときはたいがい1年間の期限付き滞在許可証です。その後また更新のため申請します。
ポーランドでの期限付き滞在許可証の申請のときのことをお話します。
期限付き滞在許可証をポーランド語で Zezwolenie na zamieszkanie na czas oznaczony といいます。
申請する場所は、滞在する県の県庁です。URZ?D WOJEWODZKI(ウジョンドヴォエウツキ) といいます。
期限付き滞在許可証を申請するとき、学生のためとか、労働のためとか、
ポーランド人と夫婦関係にあるためとかの許可が下りる理由となるものを挙げるのですが、
私はポーランド人の配偶者を持ったためということで申請しました。
なのでポーランド人と夫婦関係にある際の申請の方法、必要書類を紹介します。
申請に必要な物
コピーや顔写真の撮影は県庁でもできます。
県庁によって申請するものが違う場合があるので、事前に聞いておいたほうがいいです。
ポーランド語でやり取りしなければならないので、配偶者の協力が必要不可欠ですね。
申請書も英語の説明がありますが、書く場合はポーランド語で書かなければなりません。
? 申請書(wniosek do pobrania)×2枚のコピー
? 4枚の顔写真 35 x 45 mm
? パスポート+2枚のコピー
? 配偶者の身分証明書+コピー
? 出生証明書(akt urodzenia wraz z t?umaczeniem przez t?umacza przysi?g?ego na j?zyk polski) ※婚姻証明書があれば必要なしの場合があります。
? 納税証明書(za?wiadczenie o wywi?zywaniu si? cudzoziemca z zobowi?za? podatkowych wobec Skarbu Pa?stwa wydane przez w?a?ciwy urz?d skarbowy)・・・申請したときは、ポーランドで仕事をしていなかったので税務署に行ってまだ税金を納めていないという証明書をもらいそれを提示しました。
? 住民登録証(potwierdzenie zameldowania) ※滞在する市役所(Urz?d Miejski)で住民登録を申請します。
? 婚姻証明書(aktualny odpis aktu ma??e?stwa)・・・結婚式を挙げた時もらえます。
? 収入の証明書、滞在費を証明するもの(wskazanie ?rodkow utrzymania oraz ich wysoko??)・・・銀行通帳の残高をプリントアウトやコピーして提示しました。
申請料は340ズォティです。(変更の場合があるので事前に確認してください。)
ポーランド人配偶者との期限付き滞在許可証取得の流れはこうでした。
1. 区役所で仮の住民登録証を取得。
2. 申請書を県庁のホームページでダウンロード、記入。
3. 県庁に必要書類を提出、申請料を払う。
4. 1週間後、入国管理局の職員が居住する家に審査に来る。簡単な面談。
5. 許可が降りた場合、滞在許可の期限が書かれた手紙が届く。それを持って市役所の住民登録の部署に行き、正規の住民登録を行う。
6. PESELという個人番号を取得するまで1週間ほど待つ。
7. PESEL番号を市役所で受け取った後、県庁に行き身分証カード作成のため50ズォティを支払う。県庁の指定の講座に振込みも可。その際、領収書をFaxで県庁に送る。
8. 滞在許可証は免許証のようなカードを渡される。2週間後、県庁の外人局に電話し、カードが出来ているか確認。出来ていたら、パスポートを持参して取りにいく。
カード取得まで、はじめの申請から2ヶ月半かかりました。