ボルドーのAOCは村名AOCまでで、
ブルゴーニュのように、その上の、
畑名AOC(1級と特級)がない。
それは、歴史的に「シャトー・システム」が確立されているためである。
このシャトーがピンからキリまで無数にあり、
ボルドーワインを解り難くしている。
ボルドーワインは、まず「ゼネリック・ワイン」と「シャトー・ワイン」に分けられる。
「ゼネリック・ワイン」は、 シャトー名のないもので、
大きくラベルに表示されている。
ボルドーの大手酒商(メーカーやネゴシアン)が、
その地区や村の葡萄や樽酒を買い集め、
混醸したワインを言う。
当然、他の地区や他の村の葡萄や酒を混ぜることは出来ない。
ワインはその地区や村の性格を反映し、
ACの規定に従った一定の水準以上のものである。AOC上、3種類に分けられる。
(1)ボルドー全域のもの・・・<Bordeaux>
(2)地区のもの・・・・<Medoc や Graves>
(3)村のもの・・・<Margaux や St-Emilion>
シャトー・システムに則り生産されているから、
「手造りの個性的ワイン」であることは間違いないが、
ピンからキリまである。
中にはゼネリック・ワインに太刀打ちできないお粗末なものも少なくない。
このシャトー・ワインの中で、
常に高品質ワインを造っているシャトーを公的に選び「格付け」がなされ、
ラベルにも、「Cru Classe」と表示し区別している。
この公的「格付け」がなされているのは、下記の4地区である。
1.Madoc
(1855年)
2.Sauternes
(1855年)
3.Graves
(2003年)
4.St-Emilion
(2006年)
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