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海外カルチャーと日本文化の違い

海外文化と日本文化の違い 名前の日とセカンドネームについて

海外と日本の文化の違いのひとつは、名前の日があるというこに気がつきました。
これはキリスト教のカトリック宗派の習慣なので、その宗派の影響が強い国にだけ言えると思います。
今住んでいるポーランドではカトリック宗派の影響が強いので、名前の日があります。
カレンダーを買うと一日ごとに名前が書いてあります。
日本ではカレンダーに大安、仏滅とか書かれているけど、ポーランドでは名前が書かれています。
その日の名前の人は、その日になると皆で祝ったりします。
大晦日、12月31日をドイツ語やポーランド語でシルベスターと言っていました。
はじめはなんで12月31日をそう呼んでいるのか疑問に思っていましたが、カレンダーを見て納得。
12月31日はシルベスターの名前の日です。 子供が生まれた日の名前を命名する親もいます。
ただカレンダーにある名前ではなく、ヨーロッパの他の国の名前をとって名づける人もいます。
ギリシャからだったりケルト文化からだったり。
またこれもカトリック宗派の習慣ですが、
生まれてきた子供にセカンドネームをつけることが出来ます。
なのでポーランドでは役所にセカンドネームを届けることが出来ます。
ヨーロッパの名前のシステムを知ると別の世界だなあと感じて面白いです。
名前を見ただけで、どこから来たのかわかるルールも存在します。
貴族の出身だったのか、ある特定の民族の名前なのか。
名前の裏側のルールも知ると、ヨーロッパの裏側を知ることが出来て、また違った楽しみ方ができると思います。

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海外との文化の違い ニックネームと人間関係

他の記事でヨーロッパの名前とニックネームの法則を話しました。
ある名前に一定のあるニックネームがあるという法則だけでなく、ニックネームを使った場合、
その人たちの人間関係がどんな常態かを表すということに気づきました。
まあ日本でもあだ名やニックネームを使う間柄だとよく知り合った仲だとわかります。
でも日本とは少しニュアンスが違っていて、知り合った仲でもあだ名を使わずに本名を使うのは、
距離を開けすぎた感じになって、なんだか冷たい関係にお互い感じるということです。
例えば職場。お互いにその名前に対応するあだ名で呼び合います。
自己紹介のときに私は○○、とニックネームをいうので、そのニックネームで呼んでもいいということで、それで呼びます。
ちょっと驚いたのは、上司でもそのまま呼び捨ての名前で使ってもいいということです。
上司がニックネームでいいといったらニックネームを使います。
上司が近すぎる関係が嫌だと、本名のままで呼ばせると思うし、そこは個々人のケースによりけりです。
日本の職場のように~さん、という言葉や文化がないからかもしれません。
~さんにあたる言葉もありますが、(英語で言うMr.みたいな)使っていたら逆に嫌がられます。
これはもう文化の違いなので、その通りに順応していくしかないですね。
あとすごく知りあって長い時間がたつのに、本名のまま名前を使っていると、
すごく冷たい印象を与えるというのも気づきました。
私は、どちらかというとすごく長い付き合いにならない限り少し距離をおきたいほうなので、苦手に感じます。
なんていうんでしょう、知り合ったんだから、逆にいつまでもよそよそしい態度だと、
人間関係が悪化していくというんでしょうか。そんな感じがしました。
あとイレギュラーで名前に対応するニックネームが無い時もあります。その時は、本名のまま使ってもいいです。

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海外との文化の違い 名前とニックネームの法則について

海外、特にヨーロッパやアメリカの文化の違いのひとつは、名前のつけ方です。
名前の付け方とニックネームの法則は知ると、日本とは違っていて面白いなあと思いました。
日本だと漢字の意味を考えて将来どのような子供になって欲しいとか願いを託して、
漢字を組み合わせて名前をつけますね。ヨーロッパやアメリカだと名前を聖書に登場する人物、
聖人からとったり、古代ギリシャの偉人だったり、そのまま名前をつけます。
なのであちこちに同じ名前の人がいて、私ははじめ混乱しました。
そして各国の言語に対応する名前があるというのも面白く感じました。
例えば、英語圏のジョン。ドイツ語だとハン、ハンズ、ロシア語だとイワン、ポーランド語だとヤン、スペイン語だとフアンという風に
各国語に対応した名前があります。どれも同じジョンです。
そして面白いのがニックネームの法則。それぞれの名前に決められたニックネームがあります。
このニックネームの法則、以前は私は知らなかったので、例えばビリーさんのことを本当の名前だと思っていました。
ビリーはウイリアムのニックネームなんですね。
ポーランド語でアグネシュカと言う名前があります。これを英語圏だとアグネスです。
そしてこのニックネームはアガとかアガトカといわれます。そしてポーランドでアガタと言う名前もあります。
英語圏だとアガサです。このアガタにアガというニックネームを使うのは間違いだそうです。
海外には知らなかった面白い法則があるんですね。海外の名前の語源を調べてみると面白いです。
検索エンジンで名前+name+meaningとか名前+given nameと打ち込んで検索すると
語源や、それに対応する各国語、ニックネームを調べられます。
イスラムの世界やヒンドゥーの世界の名前のつけ方はどうなっているんでしょう。
まだわからないけど調べたら面白そうですね。
欧米の名前の法則の薀蓄はまだまだあるので他の記事でお話したいと思います。
欧米でも名前によっては娼婦やストリッパーをイメージさせる名前もあるようです。
そんな薀蓄はメルマガでお伝えしていきます。